金魚すくいの金魚を上手に飼育する方法

金魚すくいの金魚を上手に飼育する方法

 お祭りなどでの金魚すくいの金魚を上手に飼育する方法です。
 まず金魚すくいをする場合は、理想として金魚すくいをする前日には水槽を準備して水をはり、最低ブクブクなどのエアーだけでもいいのでセットしておいて下さい。水槽の設置場所は、直射日光の当たる場所を避けてください。
 理想としては、水槽に濾過装置もあると良いです。外掛け式濾過装置が価格も安く、管理がしやすくお手軽なので、金魚にはお勧めです。
 水道水には、金魚の体に悪影響を及ぼす、塩素が入っていますので、市販のカルキ抜きを使用するかバケツに水をくんで1日ほど日陰でも大丈夫なので置いておけば塩素は抜けます。
お祭りに行ったら、金魚すくいは1番最後のお家に帰る時にして下さい。最初にしてしまうと、金魚が弱ってしまいます。金魚すくいをしたら、寄り道しないで真っ直ぐ帰宅して、準備しておいた水槽に袋のまま30分ほど浮かべて、その後に水槽に金魚を入れてあげてください。(詳しくは魚の投入方法(水合わせ))
 既に、金魚を飼っている場合は、新しい金魚が病気を持っている可能性があるので、他の水槽やバケツで1週間ほど薬浴(塩など)してからメインの水槽に入れてあげてください。
 また、フナ形の細い金魚(ワキン・コメット・シュブンなど)と琉金などの丸い金魚(リュウキン・タンチョウ・デメキン・ランチュウなど)はなるべく一緒の水槽には入れないで下さい。琉金などの丸い金魚の方が弱いため死んでしまう可能性があります。
 水槽に入れてから、2日ほどは餌を上げないで下さい。餌抜きをした方が死ににくいです。その後は、毎日1回適度に餌を与え、1週間に1回、水を1/3程度かえてあげて、コケ取りやお掃除をしてあげてください。
 あとは、お好みで水草や石などを入れて上げても良いです。金魚のレイアウトでの注意は、水草は柔らかいもの(カボンバ、アナカリスなど)は金魚が食べてしまいますので、金魚のおやつ(消耗品)と考えてもらった方が良いです。また、尖った石や流木は金魚を傷つけてしますので、できるだけ丸いものを使用するといいでしょう。
 金魚は、大きくなると20センチ~30センチになり、寿命も上手に飼ってあげると10年以上生きます。責任を持って飼育できるかを良く考えてから飼育してください。間違っても、飼育できないで逃がしたりはしないで下さい。上手に長生きさせて大切に飼育してください。 (2011.07.20)
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